東京都品川区立日野学園 20141115 

日野学園は品川区立の公立小中一貫校で、毎年「ひのまつり」という素晴らしい取り組みが行われています。土曜日の小学生の授業はすべて「理科」のサイエンスDAY!

【左:スノードーム、右:熱気球】hino1

今年で4回目の参加ですが、今年は全12テーマ中8テーマ(☆印)の講師とアシスタントを理科教育研究フォーラムがコーディネートしました。
1-4年生(120分授業)/1年生:わくわくどきどき実験スノードーム☆ 2年生:熱気球を飛ばそう!☆ 3年生:くるくるトンボ・どんぐりコマ作り 4年生:リングシューター☆

【左:リングシューター、右:見えないものまで見えちゃう不思議】hino2

5-6年生(60分授業×2回、①〜⑧から2テーマを選択):①ジェットコースタモデル作成 ②糖鎖ってなに?血液型も糖鎖で決まる!☆ ③東京の野生生物 都会に住む意外な動物たち☆ ④トワイライトゾーン 面白不思議実験☆ ⑤見えないものまで見えちゃう不思議☆ ⑥七宝焼 ⑦香りのコンテスト ⑧生命の設計図DNAを見てみよう☆

【左:糖鎖ってなに?、右:生命の設計図DNA】hino3

「ひのまつり」の素晴らしいところは、児童生徒だけでなく、学生を育てる場としても大きく機能しているところです。今回は14名の専門学校生、大学生、大学院生と社会人4名がアシスタントとして参加しました。

糖鎖もちろん、講師陣もいかに小学生に理解してもらうか、一生懸命教材をつくっています。今回、「糖鎖」という大人でも聞き慣れない分野を担当した立田先生(医学博士)は、小学校の先生デビューです。手作りの「細胞」と「糖鎖」(真ん中の写真で細胞のまわりに付いている赤や青の構造物が「糖鎖」)モデルで授業にのぞみました。

来年も理科教育研究フォーラムのメンバー総出で参加する予定です。

開催日 2014年11月15日
主 催 品川区立日野学園
取 材